○板金の下は、野地材(12mm程度の薄い板)、垂木45×45 or60mm程度間隔、受材母屋:100mm程度、束受も同様、ホゾ、カスガイ止め、その下がやっと梁材、次が柱だが、束の下全て柱と言うわけでは、ありません。上からの重さは、直接柱までいかない訳ですから、梁の余力が心配ですね。時代によっては当時の基準自体が通用しませんので・・・・・
○基本的には屋根全体で雪等の想定荷重以上になるように設計されております。風圧等は住宅全体でクリアーしてます。
よって、垂木受け+垂木+野地への部分荷重は想定していません。
また、ダクト用は直下への荷重に加えて、風、地震等の上側への引張荷重が多くかかります。これには、対策なしです。(カスガイやホゾは、役に立ちませんし、母屋に止めるとなると、束、梁、柱の順にすべて連結しなければなりません。かなり大がかりな工事になります。費用に合いませんね。)
○平常時は、問題なくても、強風、地震、積雪色々な場面が想定されます。架台の大きさによりますが、積雪時に震度5程度の地震が来ると、部分的には、2〜3トンの荷重が予想されます。そう考えると耐力壁線上に設置するしかありません。基礎まで荷重負荷を逃がすように考えるのが最良でしょう。屋根構造ではなく本体構造に施工することでしょう。
○主に、外周部等の主構造の上なるよう、個々の建物を事前に確認し設計する。基本的には、コの字型に固定止めとなるケースが多い。縦枠(台形:溶接一体型)を横桟、水平・垂直ブレス等で一体化する。屋根面上は、鉄骨トラスで、屋根面負荷をかけないよう飛ばします。(軽量化の目的もあります。)
Ecoショールーム
〒002-8001
札幌市北区太平1条1丁目3-8
TEL011-788-2804
FAX011-788-2814